ITU デジタルサイネージワークショップを日本で開催
2011/09/22
国連機関であるITU(国際電気通信連合)(※1)は、12月13日~14日、デジタルサイネージワークショップを日本で開催します。
慶應義塾大学メディアデザイン研究科(※2)(以下、KMD)のポリシープロジェクト(担当:中村伊知哉教授)が研究協力している「デジタルサイネージコンソーシアム」(※3)(以下、DSC)は、総務省等とともにこのワークショップを共催し、海外・国内関係者間の関係構築を図ります。
近年、デジタルサイネージは各国で普及をみせていますが、システムやインタフェースの標準化が課題となっており、国際的な標準化活動が求められています。
2011年3月のITU-T会合においてデジタルサイネージの勧告化作業の開始を日本から提案し、「H.FDSS(Framework of Digital Signage Service)」の名称で勧告素案作成が始まっています。
それを受け、ITUワークショップを12月に日本で開催する提案を行い、今回実現したものです。
海外のデジタルサイネージ業界団体のキーパーソンを招待し、我が国の現状や最新システムを紹介するとともに、意見交換を行うことで、国際標準化を進めます。DSCのメンバーがこれらの活動の中核となっています。
これはデジタルサイネージに関し、国際機関や政府が日本で開く初めての会合となります。
●概要
主催:ITU
共催:総務省、デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)
参加者数:約 200 名
国内:通信事業者、システム開発事業者、サービス提供事業者等
海外:関連標準化団体、通信、システム開発事業者等
途上国:インド、インドネシア、タイ、中国、フィリピン、ブラジル、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオスの主管庁を招聘予定
●関係組織概要
※1 国際電気通信連合(ITU)
国際連合の情報通信技術に関する専門機関。ジュネーブに本部を置く。192か国が加盟。
※2 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)
2008年4月に開設された大学院。デザイン、テクノロジ、マネジメント、ポリシーの4つの力(創造性)を調和・統合し、新しい知や表現の創造活動を実践するのみならず、その成果の価値化をプロデュースし、世界の産業界およびわが国の将来に貢献できる創造リーダーである「メディア・イノベータ」を育成する。
※3 デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)
デジタルサイネージの発展を目的して2007年7月に設立された団体。会員数135。中村伊知哉KMD教授が理事長を務める。デジタルサイネージを利用する企業のコミュニティであるデジタルサイネージユーザーズフォーラム(DSUF)とも連携して標準化活動にも取り組んでいる。
